適宜覚書の3月23日で取り上げられていた、FeedReaderを自分も試してみました。実は以前にちょっとだけ使ってみたことがあり、その時は実行ファイルそのままという意外な配布のされ方をしてたり、日本語が文字化けしてたりしていまいちという印象でありました。が、今ではきちんとインストーラーもついていて、(UTF-8で書かれた)日本語もちゃんと読めて快適な感じになってます。新しくRSSを登録する際はタイトルが文字化けして取得されてしまいますが、その後自分で正しいタイトルを再入力すればOK。
適宜覚書でも触れられている通り、徒書のRSSをFeedReaderで見ると各アイテムの日時が皆同じになるという現象がありますが、これはFeedReaderの方で、dc:date要素は 2003-03-24T04:09:23+09:00 といった長い形式でないとちゃんと認識されないためのようでした。日時の情報は年月日までしか記録していないので、item要素内のdc:date要素は 2003-03-24 とまでしか書いていないのです(dc:date要素の内容はW3CDTFに従うとのことなので、これでもよいはず)。日時の後ろに"T00:00:00+09:00"とでも付け加えれば回避できるのですが、正確でない時間を書くのも気が引けるので、アプリケーション側の改善を期待したいところ。
……と書いていた後にFeedReaderでUpdateしてみると、日付はちゃんと表示されるようになっていました。日時が皆同じになるのは最初に登録する時だけなのかも。
「descriptionの分量は的確
」、と評してもらってますが、内容としては最初の段落から最大200バイト分(分量はなんとなく)を抜き出しているだけなので、適切かどうかは実はやや疑問だったりします。ねこめしにっきでも同様の方法を採られているようで、
この方式を採ってる以上、日常のにっき書きの際はいつも、何についての話を今からするのかという要点をまず即座に書くのを意識してないといけなくなる。
というのは、自分もRSS出力CGIを作った際に似たようなことを考えました。:-) しかしMac OSXには自然言語を要約するサービスがあるとはスゴい。
ときに、以前RSS出力CGIを作った時には、「必ずしも1つのRSSファイルを
」なんてなことを言いつつありのままでRSSを提供してましたが、XSLTに関して食わず嫌いなのはよくないと思い直しまして、RSS用のXSLTスタイルシートも作ってみました。まだ人が作ったのを見よう見まねしている段階ですが、実際に作ってみるとより興味が湧いてきたので、詳しいところも追々学んで行きたいものです。
あと、メディア型をapplication/rss+xmlで提供するのも現時点ではあまり益がなさそうなので、application/xmlのみで提供するように変更しました。
(2003年3月26日)
北村曉 kits@akatsukinishisu.net