時々は、何もせずにぼうっとしている時間がないと生きていけない気がする。金銭よりも暇が欲しい。お金なんかはちょっとでいいのだ
公園で散歩していると、少年野球の試合をやっていたので立ち寄って見てみる。
見ていると、野球の技術のひとつひとつ――ストライクをちゃんと投げることとか、すごいいきおいの球をバットではね返すこととか、送球をきちんと受けることとか――が、とても難しいことであるのが実感させられる。彼等程にプレイできる自信は全くないことを自覚しつつ、敬意を持って観戦した。
ちなみにTV放映のプロ野球は、見ているとすぐ眠くなってしまう。競技自体は別にきらいではないのだけれど。
ファミリーマートでグラタンを買い、ついでにレンジで暖めてもらったのをいざ家で食してみると、大抵は中まで火が通っていないままだったりするのだが、そんなグラタンの味も決してきらいではない。
(2002年5月20日)
北村曉 kits@akatsukinishisu.net