TrackBackを実装してみる
tb-standaloneとSSIを使ってTrackBackを受信できるようにしてみました。使われる機会があるかはともかく。寧ろ、手書きHTMLで既存のweblogツールにどこまで迫れるかの挑戦と言うか何と言うか。目指せ似非Blog(©のりさん)。
特徴:
- TrackBackリストは個別記事の末尾に表示されます。
- TrackBackの文字コードは基本的にはUTF-8を受けますが、charsetパラメタがあればそれを見て判断します。無い場合にも日本語の文字コード(shiftjis, euc-jp, 7bit-jis)であれば、Encode::Guessモジュールにより推測して処理します。
- リストでは記事の題名(title)、weblog名(blog_name)、日時が表示されます。記事の概要(excerpt)はリンクアンカーのtitle属性として使用されます。
- TrackBack Ping URL の自動検知は個別記事からであれば可能なんではないかと思います。
- 改造したスクリプトのリスト
- 送信フォームもあります。
Encodeモジュールは、エンコード先の文字コードに含まれていない文字を数値文字参照にする機能があるのが有難いところ。扱いはJcodeモジュールよりややこしいけど(正しく使えているかはかなり疑問ですが)。
配布されているtb-standaloneはどうも入力データを消毒していない風なので、使おうとする人は気をつけるべきかも。yuuさんの「常にサニタイズする癖を」を読んでおいてよかった。
追記: 「常にサニタイズする癖を」の記事は、現在securecatのMTに移行されています。
(2003年10月17日)
北村曉 kits@akatsukinishisu.net