非JIS漢字表現

前口上

当サイトではJIS第一・第二水準にない漢字の字形を説明する際、以下に示す複数の漢字と記号の組み合わせで表現しています。大部分は、漢字画像の代替テキスト(img要素のalt属性)として使用されています。

この表現規則の元になったのは和製漢字の辞典の凡例ですが、より簡潔かつ直感的に分かりやすい表現にすることを目的に、新たに作成しました。

この表現規則は、今後内容が変更される可能性があります。

この表現規則はどなたでも自由に使用して頂いて結構です。また、なるべく汎用的な表現方法にしたいと考えていますので、ご意見を歓迎しています。

用語

以下にこの文書内で使用される用語を定めます。

JIS漢字
JIS第一・第二水準(JIS X 0208)に収録されている漢字。
非JIS漢字
JIS第一・第二水準に収録されていない漢字。
非JIS漢字表現
この文書で規定される、非JIS漢字の字形の表現方法。

記号規則

記号意味
{},[](例) *1非JIS漢字表現と他のテキストを区別する非JIS漢字表{王見}と他のテキスト
●■横の組み合わせ{木寸} = 村
●/■ *2縦の組み合わせ{制/衣} = 製
●_■●をにょうとする{走_己} = 起
●'■●をたれとする{广'厶} = 広, {麻'鬼} = 魔
●<■ *3●をかまえ(或いはそれに類する形)とする{囗<井} = 囲, {衣<里} = 裏, {行<韋} = 衛
●+■画の交叉した組み合わせ{|+一} = 十
^●●を180度回転{^由} = 甲
!●●を左右反転(鏡文字)
x●(xは数字)●をx個横に組み合わせる{2木} = 林
●-■●に含まれる■の字形を取り除く{阿-可}はこざとへん
()組み合わせのグループ化{(阿-可)方} = 防, {(花-化)/早} = 草
# *4組み合わせに関する説明{弋+丿#右下に交叉} = 戈
: *4字の音訓情報を与える{2龍/2龍:テツ テチ}

その他の規則

参考

ここまで決まった経緯。

  1. 徒書 非JIS漢字を書き表す (北村)
  2. "1997" 2001/09/26@05:20 (satoshiiさん)
  3. 徒書 非JIS漢字を書き表す・2
  4. "1997" 2001/09/27@12:30
  5. 徒書 非JIS漢字を書き表す・3

(2002年5月6日)

北村曉 kits@akatsukinishisu.net