肉のことを「しし」とも言う(ふとった肉づきのことを「太り肉《じし》」と言ったりなど)のは以前から知っていたのですが、「宍戸」という名字で使われる「宍」の字が「肉」の古字であることを、昨日辞書で見つけて初めて知りました。
ということはつまり、宍戸錠さんの名は肉戸錠と書いても差し支えないわけで(ほんとか)、今までの字から受けるイメージが一転する事実であります。となると、あのすっきりしてしまった頬のたるみが急に惜しくなってくるような。
(2001年11月20日)