またぞろ篆書の虫が騒いできたので、ぼちぼち更新していきます。更なる深遠な文字世界を、さあご覧あれ。
fig19.1 | いきなりとりがでてきてますが、「隹」はとりの意味(部首名で「ふるとり」とも呼ばれます)なので、これはこれでOK。 |
fig19.2 | 今度はとりが三羽になっちゃってますが、「集」はもともとと書き、とりがたくさん木の上にとまる様子から「あつまる」の意を表していたので、これもこれでOK。 |
fig19.3 | くしざしの刑。 |
fig20 | ふりまくりですね。 ちなみに大漢和辭典では、この字が「雨」の古字として収録されています。活字だとこんな字です。 |
一気に見て頂きましょう。バリエーションに富んでいます。こうして様々な車が作られた結果、こんにちの文明があるのだなあ、などとと考えてみると感慨深いような気も。
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む、ごくふつーの車がひとつ混じっているぞ。
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お、これこそはまさに仮面ライダー。 |
fig22.3 | 目だけ、というのもありました。ちょっと恰好いいぞ。 |
fig22.4 | あわわわわわ(←おそれおののく筆者)。 |
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「ことなる」という意味のはずだというのに、こうまでされるとやはりわざと人のように書いているのでは、と疑いたくなってきますね。「篆書でGO!」の原点を感じさせる字であります。 |
fig23.3 | あたまとんがらかしてみたり。 |
fig23.4 | 首をながーくしてみたり。 |
fig23.5 | 両手をなわとびのようにしてジャンプ!(←なぜそんなことをするのかは不明) |
fig23.6 | わわ、こっちに近づいてくる! |
(2000年10月9日)
北村曉 kits@akatsukinishisu.net