ども。久しぶりなので緊張してます。どうぞよしなに。
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まさか古代中国にバズーカ砲*1があるとは、いくらなんでも思いもよらなかったのですが、「伐(敵をうつ)」という字の意味には非常に合った字形と言えましょう。 |
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俗に「立った兄さんと立った兄さんがきそうから『競』だ」などと言いますが、たしかにそんな感じです。 |
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龍と並び称される虎でありますが、龍(の、fig5.1,fig5.2)と比べるといまひとつ迫力に欠けるところがあります。が、爪のするどさはさすがに虎らしいですね。 |
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やあ、さらに弱々しくなってしまいました。 |
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頭がへんですが、これはこれでかわいらしい感じがしないでもない。虎かどうかは別にして。 |
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幽霊? |
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ばくだん? 「今どきこんなまるい爆弾もないだろう」 でも、昔の字だし。 「あ、なるほど」 |
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やや、きさま虎人間だな。←そんなツッコミばっかりだ。 |
この字は今まで出すのをためらっていたところがあったのですが、ここで一気に見ていただきましょう。何かの形に似ているような気がしないでもないですが、私からは敢えてコメントは控えるとします。
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男爵、伯爵などの「爵」の字ですが、これら二つは鼻高々でえらそうなところが貴族らしく、「爵」の字にぴったりであります。 |
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なぜ鳥が入るのかが謎ですが*2、鳥と刀の組み合わせとはカッコよい。これもまた「爵」の字に合った字と言えましょう。 |
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fig28.3に似てる気がしないでもないですが、しりに刺さりそうになっています。ていうかfig28.5のきみ、鳥じゃないだろう。 |
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完全に刺さってしまいました。 |
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ええと、ビーチパラソルと三脚のついたコーヒーカップ。←何につかうのか |
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ううむ。当時既にトランジスタが存在していたとは。いやはや、古代中国はまだまだ謎に満ちているようです |
*1 などと書いていますが、正しくは字のとおり「戈(ほこ)」を背負った「人」と解釈すべきでしょう。
*2 「爵」の字は、すずめの形をした酒杯を手に持った形からきているそうです。
(2001年1月29日)
北村曉 kits@akatsukinishisu.net