世界陸上を見て過ごす休暇。
ふと、女子の選手はセパレートな服装が多いことに気付く。あの服装には競技上で何か利点があるのだろうか。空気抵抗……はあまり関係なさそうな気がするけど。
もしそうだったら男子選手も真似してもよさそうなものだが、そんな人は特に見当たらない。まあ、男のへそ出しスタイルなぞは誰も見たくないのかもしれないが、だったらパンイチで参加する人がいてもよいような気もするぞ。
どうも自分の中にはスポーツの服装に関して相反する感情があるようで、必要もないのにセクシーさ?をアピールするような服装は「競技自体のおもしろさ」を楽しむのにはじゃまではないかと思うのだが、いかがだろうか。同じようなことは女子テニスを見ていても思う。いったいどういう経緯であんな服装になったのだろう?
もちろんそういう服装を見るのもいい、と考える自分もいるわけで、だからこそ相反する感情になるのだが。選手自身が気にならないなら、見てるだけの自分がそんなに気にすることもないとも思うのだけれど。
(2001年8月8日)
北村曉 kits@akatsukinishisu.net