難読漢字のハンドルネームどんなのがある? スレッド経由の国字を見て思わず震えた。これは怖いぞ。一回も見たことない漢字なのに漢字っぽく見えるのが怖いし明朝体のヒゲも怖いし意味不明っぽい読み方も怖い。どぶかっちりって何だお前。怖すぎるぞおい。
さらなる怖さを味わうために、和製漢字の辞典をお薦めしましょう。また、今昔文字鏡の「どぶかっちり」フォントはさらに信じがたい字形になっており、こちらもさらなる怖さを味わえるかと思います。
そういえば「どぶかっちり」については今まで字のみの知識で由来などを知らなかったので、ついでに探してみる。能楽見たよのページより、狂言『
そのうち二人は、川にぶつかります。そこで、渡るべき浅瀬を探すために、菊市に石を投げさせます。 深いところは「ドンブリ、ズブズブ」といい、浅いところは「ドンブリ、カッチリ」と音がします。 (これがどぶかっちりというの題名の由来)
ところで「どんぶり」は、もともと井戸の中に石を投げたときの擬音語だったはずなのだが、それがなぜ器の名称になったのだろう。謎です。
他にも{井<石}で「どんぶと」とか、{井<木}で「ざんぶと」とか。
(2002年3月30日)
北村曉 kits@akatsukinishisu.net