進行中の作業を一旦おいといて、短編の第10期決勝結果を更新。締切来るの早いなあ(昨日朝まで締切と気付いてませんでした)。
今回の投票は「優勝者なし」票が意外に票を伸ばしてきたりしてなかなか波乱の投票結果となりました。
午後に時間が空いたので、ふと思いついて神保町へふらりと赴き、古書店にて大漢和辭典の縮刷版を衝動買いする。十三巻で肆萬圓也。流石に持ち帰りするのは断念。一応「長年の夢」であったわけなのだが、いざ買ってみるとあっけないものであります。
それにしても神保町の古書店は面白いもので、普段ブックオフで漫画を買いに行くような時とはまた違った興奮を味えます。あちらに並んでいる本を眺めていると、普段自分があまり接しないジャンルなのだけれど、例えば「図解 かくし武器」とか「聖フランシスコ・ザビエル全書簡」(←「全」がミソ)みたいな書名には思わず手にとって中を見てみたくなるような、そんな抗いがたい魅力がありました。また江戸時代の和綴じ本を扱っている店もあったりして、見るからに手にとるだけで壊れてしまいそうで、ひやかし客としては唯々眺めているしかないのだけれどそれだけで面白くあり。改めて本ってすごいなーと思いました。
あと薦められていたので、「X-メン パーフェクト・ガイド 」を購入。実を言うとウルヴァリン一人だけの表紙が何だか物足りなかったので、購入するまでには至っていなかったのですが、読んでみるとその充実した中身に思わず夜中読み耽ってしまいました。
自分がX-MENを読んでいたのは94年以降に小学館から日本語訳が出ていた時くらいで、今ではあまりコミックスに触れる機会はなくなっていたのですが、そんな者でも十分「パーフェクトガイド」を堪能できました。やはり何年経っても面白いものは面白いものです。映画も次回作以降を楽しみにしています。
(2003年6月20日、22日)
北村曉 kits@akatsukinishisu.net