2003年6月分。
Re: XHTML1.1のMIMEタイプ(2)について、そふぃあさんから指摘を受けていたのでした。
meta http-equivを書くべきではないとされているのは、「application/xml、または、application/xhtml+xmlとしてserveされる場合」、とありますが、text/htmlとしてserveする場合についてはこの件について何も書かれていないのでは。
言われてみれば確かにその通りで、考えすぎて余計なことを述べていました。中間の段については一旦取り下げにします。ご指摘に感謝。
(2003年6月17日)
tanpen.jp自宅サーバを構築するため、いろいろと勉強中。
DNSをプロバイダに頼むと追加料金を取られるため、何とか自前でDNSを用意しようと思ったもののこれがまた学ぶほどに奥深いものでありました。あまりの奥深さに気が遠くなり、3月に思い立ってから一月も立たぬうちに投げ出してしまっていたのですが、最近思い直して再度勉強を始めた次第。どうにか立ててみたものの、まだまだ学ぶべきことは多いです。セカンダリDNSサーバは今のところzoneeditを借りてます。
今ちょっとDNSで逆引き設定をするべきかどうかで考え中。ウェブで調べていたところ逆引き設定は正しくすべきという意見もあれば逆引きはほんとうに必要でしょうかという意見もあったりで、この辺からもDNSの奥深さが伺えます。自分は、できればtanpen.jpとakatsukinishisu.netを1台のサーバで同居させたいと思っており、IPアドレスの逆引きをするにしても結局どちらかしかできないわけだから、それでどちらにするか悩まなくとも今のままプロバイダのドメイン名が出るに任せてもいいのでは……という考えからまだ逆引き設定はしていない状態。
(2003年6月17日)
またもメディアタイプ(MIMEタイプ)の話をしてしまうのですが、/*inu-memo*/の6月18日分より引用:
つか、.htaccess も置けないプロバイダお仕着せ鯖使ってる故に MIME タイプを触れず、foaf を HTML でレンダリングして見せる版は拡張子を xml にしてる輩のすることなんか駄(略)
RDFもXMLのうちなのだからして、拡張子をxmlにするのは全然問題ないと思います。むしろそれによりtext/xmlで提供されて、IE5以上だけでなくMozilla系でも整形された文書として見ることができるのだから、皆に見てもらうにはその方がずっと良いのではないでしょうか。
前記とはやや離れた話になりますが、RSSやFOAFといったXML
……RSSを作ってた時に調子に乗ってapplication/rss+xmlで提供していたことの反省も込めつつ。
application/xhtml+xmlはMozillaが実装しているから、Mozillaが生き残っている間は使われるでしょうか。Operaはapplication/xhtml+xmlな文書も読むことができると聞きますが、Acceptヘッダではapplication/xhtml+xml, application/xml, text/xmlといったメディアタイプを出さず、真っ先にtext/htmlを要求してくるのだから、そちらを差し出すのが筋というものでありましょう。たぶん。
というか何故自分はこんなにメディアタイプのことを考えてしまうのだろうか。そんなにメディアタイプのことが好きなのか(それほどではないつもりなのですが)。
頁作者がこのようなありさまにも関わらず、掲示板に漢字の話題の書き込みがあるのは有難いことです。北村は未だに漢字好きであります。
(2003年6月19日)
進行中の作業を一旦おいといて、短編の第10期決勝結果を更新。締切来るの早いなあ(昨日朝まで締切と気付いてませんでした)。
今回の投票は「優勝者なし」票が意外に票を伸ばしてきたりしてなかなか波乱の投票結果となりました。
午後に時間が空いたので、ふと思いついて神保町へふらりと赴き、古書店にて大漢和辭典の縮刷版を衝動買いする。十三巻で肆萬圓也。流石に持ち帰りするのは断念。一応「長年の夢」であったわけなのだが、いざ買ってみるとあっけないものであります。
それにしても神保町の古書店は面白いもので、普段ブックオフで漫画を買いに行くような時とはまた違った興奮を味えます。あちらに並んでいる本を眺めていると、普段自分があまり接しないジャンルなのだけれど、例えば「図解 かくし武器」とか「聖フランシスコ・ザビエル全書簡」(←「全」がミソ)みたいな書名には思わず手にとって中を見てみたくなるような、そんな抗いがたい魅力がありました。また江戸時代の和綴じ本を扱っている店もあったりして、見るからに手にとるだけで壊れてしまいそうで、ひやかし客としては唯々眺めているしかないのだけれどそれだけで面白くあり。改めて本ってすごいなーと思いました。
あと薦められていたので、「X-メン パーフェクト・ガイド」を購入。実を言うとウルヴァリン一人だけの表紙が何だか物足りなかったので、購入するまでには至っていなかったのですが、読んでみるとその充実した中身に思わず夜中読み耽ってしまいました。
自分がX-MENを読んでいたのは94年以降に小学館から日本語訳が出ていた時くらいで、今ではあまりコミックスに触れる機会はなくなっていたのですが、そんな者でも十分「パーフェクトガイド」を堪能できました。やはり何年経っても面白いものは面白いものです。映画も次回作以降を楽しみにしています。
(2003年6月20日、22日)