五月三日にバスジャック事件があったせいで知ることができたのですが、「ハイジャック」という言葉の「ハイ」はhighでなく、一つの言葉で、
- hijack [米俗]
- (強盗や密輸者の)上前をはねる人、追剥ぎ
であるので、別にバスジャックでも列車ジャックでも飛行機ジャック?でも英語ではhijackなのだそうだ。
ううむ、これからはバスジャックのことを誰かがハイジャックと言ったとしても、「空じゃないじゃん」などと突っ込まぬよう、気をつけねば。
(2000年5月9日)
ウェブでハイジャックの語源にふれているところ。
米カリフォルニア州オークランドの国際空港を離陸間際の旅客機内で、ミシガン州デトロイトのビジネスマンは、友人のジャックが乗っているのを見つけ「ハイ(やあ)!ジャック」と呼びかけた。
運悪く機内マイクがオンになっていたため、この声は管制塔に筒抜け。管制官は機長にゲートまで戻るよう命じ、地元警察の狙撃部隊や米連邦捜査局(FBI)に出動を要請するなど騒然となった。
駆けつけた捜査員が機内を点検した結果、間違いが確認されたが、地元警察の幹部は 「負傷者もいないし良い訓練になった。こんな間違いなら構わないよ」と平然としていた。
(ミシガン州ポンティアックUPI共同、記事は北海道新聞 2000年6月8日より引用) (*2)
ちなみに、北村が初めて知ったのは風野春樹さんの読冊日記 5/3からでした。
うーむ奥が深い。ともあれ語源については、飛行機とは直接関係無さそうですね。もし他にもありましたら、掲示板などへ報告下さいませ。