2001年2月分。
Q書房の読みやすさ追求のため、只今奮闘中。
『サイトでーた』2月23日発売号には確かに載っておりました。
駅前の小さな本屋に寄ってみたところ、『ピラミッド大百科』という本がありました。興味をひかれて本を手に取り、帯を見てみると、こんな文句が書かれていました。
「エジプト学の金字塔」
思わず顔が笑いそうになるのをこらえてひきつる。なるほど全くそのとおりではありましょうが、よくもまあぬけぬけと。
ちなみに大辞林第二版より↓
- きんじとう ―たふ 【金字塔】
- (1)「金」の字の形の塔。ピラミッドをいう。
- (2)後世に永く残る立派な業績。偉大な作品や事業。「―を打ちたてる」
実は「金字塔は本来ピラミッドのことだがあまりその意味では使われないなあ」というネタは密かに暖めていたのですが、まさかこんな実例を目にできるとは。これぞまさにかけことばの妙。しかもここでしか使えないという。偶然の一致? イヤイヤ、まさかピラミッドを研究するような人が、金字塔がピラミッドの意であることを知らない筈はないでしょう。ぜってーワザと書いたに決まってるんだ。
内容とその帯書きのセンスにもひかれたので、買っていきたくなったのですが、定価12000円はさすがに高く、名残惜しくも店を去ったのでありました。
「気味」という言葉について考えた。
どちらもあまりいい意味にならないとは不思議。
このたびQ書房へ、しごと人(HTML書き)として志願しました。過去の投稿作品などを読んでいて少々みづらいと感じていたQ書房のページ構成を、自らの手で一新やろう!というのが動機ですが、さてどうなるだろうか。
先日頂いたメールによると、(本日発売のはずの)角川書店のサイトでーた2月23日発売号で『曉に死す』が紹介されるらしいのだが、果たして本当だろうか。
お好み焼きを食べている時に気づいたのですが、お好み焼きソースをスプーンですくうと、スプーンからあふれたソースがとろとろと一筋になってこぼれて行き、しばらくするとその筋は途中で切れ、その切れ目の上のソースの垂れた部分はゆっくりと上にあがって行きますが、それを見ているうちに「なぜ液体が上にあがるのだろう」と不思議になりまして、重力に逆らって動くからにはあのソースの垂れた部分にも何らかの力がかかっているに違いないと考え、いろいろ考えた末にその力とは液体の表面張力なのではないか、と一応の結論を出してみたのですが、果たしてそれで正しいのだろうか。
zzz...
作成が止まっていた長訓読み・うし篇を少々更新。こちらの頁には字にコメントなどをつけずに、とにかくうし関係の長訓読み漢字を全て網羅しようと思ってます。
土曜の夕方と言えばNHKの『週刊こどもニュース』。どんなニュース番組よりもわかりやすい(当たり前と言えば、確かにそうなのですが)ニュース解説に見るたびにうならされてます。アメリカの大統領選の時には、何故あんなに選挙に時間がかかるのか、その制度について詳しく知ることができました。また国籍をテーマに取り上げた時には、外国人が帰化できる条件で「日本の国の役に立ちそうな人を優先に」と説明したりなど、その簡潔さかつ率直さに思わず膝を打ったものでした。
今回はえひめ丸の事故がテーマで、既に他のニュースで知っていたことも多かったですが、パッシブソナー・アクティブソナー等の潜水艦用語解説から、森総理が事故当時にいたゴルフ場に対し、森総理自身は会員料金を払っていなかった(友人が代わりに払っていた)などの裏話まで取り上げ、改めて事件への理解が深まりました。『週刊こどもニュース』、あなどれません。
ところで土曜の深夜と言えばNHKの『ダーマ&グレッグ』。(以下略)
森の奥深くにある小人の家のようにひっそりと40000カウントを超えました。とくに何の企画も用意してませんが、森の奥深くの小さな家に住む小人のように静かに過ごすのもいいかな、と思います。何だかものすごい不適切なたとえを使っているとお思いかもしれませんが、気のせいでしょう。
森の奥深くに住む小人のように(もうやめます)ひっそりと書かれた徒書2/13分のアカシーくん絵募集に、吾心さんからの応募があったので早速使わせて頂きました。こういったアレンジのセンスって個人的にめちゃめちゃ好きです。墨の跳ねがハートになっているという細かいワザもいいですね。有難うございました。
うちの頁もカラミにくさではかなりのものと自負しております。(エーシさんとこのマルヒニッキ14日分を見て)
本日は休みにしたので前日より深夜TVを見ていました。吉田拓郎と高見沢俊彦が司会をする音楽番組にゲストとして中澤ゆうこが来ていたので、興味深く見ました。
モーニング娘。はCDを買うほどではないにしろ(今のところ)、どちらかといえば好きな方です。誰が特に好きというのは無いですが、しいて言えばひそかに中澤さんを応援してます。デビュー当時のASAYANはよく見てたのでそれ以来なんとなく注目していたのですが、中澤さんは一人年の離れた最年長者ということで、半ばなしくずし的にリーダー的立場を背負わされたようなところがありました。でもそれを受け入れて前向きに頑張るさまはインタビューの受け答えからもうかがえ、なかなか出来ることではないなあと改めて思うのでした。(尊敬の念からさんづけになっております)
ところでこの番組は初めて見たのですが、司会の二人の組み合わせは意外でありました。来週も見ようっと(忘れてなければ)。
ところで(←デジャビューです)現在のモーニング娘。のメンバーはだいたい知っていたつもりだったのですが、石川梨華という人がいたのを先日初めて気づきました。知っていたつもりのことに誤りがあるとかなり動揺しますね。自分の観察力にやや自信を失いかけました。
その次も音楽番組があり、JUDY AND MARYのYUKIが出ていました。JUDY AND MARYもまたCDを買うほどではないにしろどちらかと言えば好きなバンドでありまして、どこが好きかと言えば、歌もさることながらその音楽がバンドサウンドであるところ。こんにちの邦楽においてボーカル・ギター・ベース・ドラムだけの編成で聴かせてくれるバンドはあまりないよなあ、とHEY!HEY!HEY!などで演奏するところを見るたびに思っていました。特にTAKUYAのギターが好きで、よく聴くとかなり複雑そうな演奏なのですが、それをあちこち飛び跳ね動き回りながらやってのけるところがスゴイです。解散してしまうともうTVでは演奏を見られなくなりそうで、残念に思う今日この頃。
ショウジョウバエについて辞典をひもといてみたところ、遺伝学の実験材料に使われる、とあった。そういえば理科の教科書でそんなことを見たような見ないような。
――ははあ、さては遺伝学者なかまの間では、遺伝子の数をショウジョウバエを基準にして数えるのが慣わしなのではないだろうか。『ウサギの遺伝子は1.85ショウジョウバエ分です』みたいに(数はてきとうです)。すると人の遺伝子は『2ショウジョウバエ』ということか。しかし単位にするには長い名前だな。『2sjb』などとしてみてはどうだろうか。――
といったことを空想しつつ、今日は眠ります。よい夢を。ついでによいバレンタインを。
人の遺伝子の数はショウジョウバエの二倍、とテレビが言っているが、どうもぴんとこない比較だ。予想より少なかったらしいけれど、多ければいいというものでもなさそうだし。
あまりテレビドラマを見るほうではないですが、さいきん『HERO』を見るようになりました。(松たか子演じるところの)雨宮はかなりのおっちょこちょいだ、と思う。サザエさん並ではないだろうか。
トップページの絵がずっとそのままになってしまっている。そろそろ新しいのにしたいとは思うのだが。
どなたかアカシーくん描いてくれないだろうか……と、書くだけ書いてみたり。
先日兄に会ったとき、検索サイトのGoogleをゴーグルと読むかグーゴルと読むかで意見が分かれました。ゴーグルというのも検索サイトらしい気がするけれど、Googleは10100を表す言葉グーゴルから来ている、というのを何処かで見た覚えがあったので、自分はそちらだと思っていたのです。しかし綴りを考えるとゴーグルはgogglesでグーゴルはgoogolなのでどちらとも言えないような気も。
Googleの日本語サイトも探してみたのだが、読みかたまでは書いていなかったのでいまだ謎。
今考えるとGoogleの綴りからすればグーグルと読むのが適切なような気もする。そう主張しとけばよかった。
ビッグコミックスピリッツのページ中にある、『竹熊健太郎の「電脳セツゾク日記」』2/9日分でうちのページが紹介されてました。わあ。
じつはしばらく前に編集者の方から丁寧なリンク依頼のメールを貰っていまして、竹熊健太郎氏の名前があったのでこれはスゴイと思ったものでした。普段漫画などで竹熊氏の名前は見知っていたので、そんな方にページを見てもらっていたというのはなんだか不思議な感じです。なるほど竹熊氏は『長い英単語』に注目していたのか。
『裏ニュース!』で取り上げられて以来、有難いことに『曉に死す』へのリンクも増えてきていますが、注目するところは人によってけっこう色々です。篆書でGO!へ注目しているところが圧倒的に多いですが、元素漢字や長訓読み、漢数字に注目してるところもあり、中には『「宇宙」の真の意味とは?』などにも。(ごく稀には短編に注目しているところもあり、個人的にはかなり嬉しかったりします)
何はともあれ、今後ともすえながくページ作りを続けていきたいものです。できれば更新をもっと頻繁に。
LOVE PSYCHEDELICOをとある人から薦められまして、つい最近聴きだしたのですが、かなりハマリ気味です。けだるい感じの女性ボーカルとギターが魅力のユニットです。
音楽をある程度聴いて気に入りはじめたところで、改めて歌詞カードを読んでみるとさらに驚きがありました。歌詞にかなりの割合で英語が混じっているのですが、その音の混じり方が実に絶妙で、てっきり英語だと思っていたところが日本語だったりするので、思わずさらに聴き入ってしまっています。
思いがけず更新をほうってしまってました。何よりも上に書いていた思いつき駄洒落(「海松貝を見るがいい」)が長期間そのままになっていたことを後悔してます。
マックのIE5でここの頁の表示確認をしてみたところ、ややレイアウトがずれてしまうのを発見。スタイルシートの使い方って難しいなあ、とちょっと嘆く。悲しい気分でスタイルシートを変更してみたのですが、あらなんだかシンプルながらもこれはこれでいい感じになったような。しばらくこのスタイルで行くことにしましょう。
篆書でGO!について、トムヤンさんよりメールを頂きました。その文中で、「千円札にも似たような文字がありますが、
」とありまして、はてそんなのがあったかなと思いつつ実物を見てみますと、
やあ、判子の右上の字の中に確かにありました。今まで気付かなかったけれど、「總(総)裁之印」という判子だったのか。なるほど。トムヤンさん報告ありがとうございます。
ところでお札の画像を取り込んだのはまずかっただろうか。どきどき。
話変わって、「狂」ことタツヤックスさん向けに狂の字を調べてみたところ、丁度よくりっしんべん(心)のついた異字体:がありました。長い心を持っております。他にはこのような:おっきい人とちっさい人みたいな字がありましたよ。
また秀丸用マクロを作ってます。文字数を数えるマクロとHTMLタグをカットするマクロ。同じようなものは既にフリーソフトなどで出ているけれど、マクロ作りの練習ということで。よかったらご自由にどうぞ。*.mac.txtというファイル名になっているので、*.macというファイル名にしてご使用下さい。
とつぜんですが、整形された日本語テキストの整形を解除する秀丸(Windowsのエディタ)のマクロというものを作ってみました。ウェブ小説を見ていると、時々一定文字数で改行してある文を見かけるのですが、例えばこれを紙に印刷して読む場合などは、改行は段落部分だけになっている方が都合がよいので、そのように変換するものです(ちなみに文例は青空文庫にあったものを加工したものです)。もし他に使いたい人があればご自由にどうぞ。
懸案の義膝蓋骨についての続報はメールの要約で少々迷っております。もう少しかかるかも。
北村曉 kits@akatsukinishisu.net