徒書

2001年6月分。


6/30

 この日は先輩Sさんの結婚式へ行っていました。出席者一同大祝福といった感じの式で、ふだん結婚式に大して関心のない自分も素直に感動しておりました。幸せそうでなによりであります。

 そのときに聞いたのですが、なんでも結婚の風習で「ウェディングベア」というものがあるらしい。言葉を聞いた時は「出席者みんなで一針ずつ縫って熊の縫いぐるみを作って贈るのかな」と千人針のような連想が浮かんだのですが、どうも違うようで。検索などしてみたのですが、未だにどういう風習かよく分からないままでいます。

 ウェディングベアの用途としては、「新郎・新婦がお色直し をする間、テーブルに置いて二人の代役にしたり」というのがあるそうだ。だけどそれはなんだか「とある子供番組で、出演していた子供が何かまずいことをしでかした結果、『しばらくお待ち下さい』の画面になってその後その子の席にはぬいぐるみが置かれていた」というどこかで聞いたエピソードを髣髴とさせるのですが、いいのでしょうか。

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 Sさんの場合は、二人でウェディングベアを夜なべして作ったそうで、その本熊は受付係の任にあたったとのこと。


6/27

 ADSLはじめました。

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「醍醐」というのはつまりは乳製品であると思うのだが、それを天皇の名にするというのは凄いインパクトのあることなのではないか、とふと思う。あまつさえそのあとに後醍醐天皇まで出てくるとは(それから更に後世にはGODIEGOが……というのは置いといて)。今で言うと「練乳天皇」くらいのインパクトがあるのではないだろうか。「醍醐」を見たことがないので、違うかもしれない。

 村上天皇、という名は、ふつうっぽくて親しみのわく名前であります。後輩に村上君がいるせいかもしれないが。にたところでは高倉天皇、亀山天皇という方もいらっしゃいますね。あれ、後小松天皇はいても小松天皇はいないのか。

 元気にしてますかー。>村上君


6/25

 23日の15時から24日の3時頃まで、こちらにつながらない状態でした。もし見にこようとしていた方、居ましたら申し訳ありません。

 京極夏彦の新刊『ルー=ガルー 忌避すべき狼』が出たとのことでさっそく購入。本をひとめ見て思ったことはやはり「厚い!」でした。何せ758頁。しかし読むぞ。それにしても次に出るのが美少女ハードボイルド(京極夏彦ネットコミュニティより)だとは思わなかった。

 漢字頁の更新などもしたいのだけどなあ。どうも時間をうまく使えずにいます。スタイルシートの調整を少しだけしました。


6/24

 ときどき「曉虫」というキーワード検索で来る人がおり、なぜだろうと思う。や、そういう語は確かに掲示板過去ログにあるのだが、一般に使われる語とは思えないので。試しに検索してみたところ、「ぎょう虫検査」のぎょう虫を「曉虫」と書かれた例が幾つかあり、ショックを受けたのだった。

 寄生虫のぎょう虫は漢字では蟯虫ですよ! たしかに似てるけど!(←それを認めるのも悲しいことでありますが)しくしく。


6/23

 TVでカンヌ映画祭のことが放送されており、その中でロード・オブ・ザ・リング(指輪物語)のことが取り上げられていた。めちゃめちゃ見たくなりました。

 主演女優がリヴ・タイラーと言っていたのだが、指輪物語における主役級の女性って誰だろう?と気になる。オフィシャルサイトで調べてみるとアルウェン役(アラゴルンの恋人のエルフ)とのこと。なるほど。最初ガラドリエルかと思ってしまった。

 指輪物語は学生のときに三回くらい読んだが、いま思い返してみるとあらすじを追っていっただけのようにも思う。それでも十分面白かったのだが、あの物語にこめられた情報量を考えると(以前の文庫版の、なんと文字の小さかったこと!)まだまだ読み落としがある気がしてならない。たぶんいまの自分が初めて読んだとしたら、最後まで読み通せないのではないだろうか。そういう意味ではヒマな学生のときに『指輪物語』を読めてよかったとも思う。

 しかし、「読んだら面白いだろうけどまだ読んでいない長編」って、世の中に無数にあるのだろうな。そういった本がいまあまり読めない(環境、能力的に)ことにかなしさを感じる。


6/22

 NTTよりADSLのモデムが届いた。さっそく接続などしてみるが、実際につながるのは来週の予定。待ち遠しいことであります。

 というところへ、Yahoo!がもっと速くて安いADSLサービスを始めるというニュースがあったりして少々へこんだりも。


6/18

 とある調べものをするために、本屋へ学研まんがを見に行く。一般の漫画はビニールがかかっているものだが、学研まんがにはそんな処置は無かったので、子供の頃には親にデパート等へ連れられるたびに、学研まんがを思いっきり読み耽っていたものだった(が、大量に読んだ割には実際購入したのは全部で二、三冊くらいだった。今考えるととんでもないガキである)。ひさしぶりに内山安二氏やよこたとくお氏の懐かしき絵に触れ、心が和む。

 が、ひみつシリーズ第1作『宇宙のひみつ』が、むかし読んだものと変わっていたのはショックであった。時代の流れに内容が合わなくなってしまったためだろうか。しくしく。

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「なめくじ」という題の本文なしメールを頂いたのだけれど、どうしたものか。取り敢えずなめくじのうた(MIDI有)をご紹介します。


6/15

 森の奥深くで人知れず湧く泉のようにひっそりと50000カウントを超えました(13日)。誰も何も言わないのがこのサイトらしいところ。

 ところで前からの疑問だったのだが、多いことを表す「ごまんと」という副詞は、「五万と」から来ているのだろうか。今だ確証が掴めずにいます。

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 嫌われない評価レポートの書き方は、企業に対する、企業ウェブサイト評価のレポートの書き方だが、(例えば)ウェブ小説の感想を書く時にも同様のことが言えるように思う。


6/13

 NTTからの留守電があったので「また料金の滞納でもしていたのだろうか」とドキドキしつつ用件聞くと、ADSLの件でということだったので胸躍らせて早速電話する。再来週に工事するとのこと。やったあ。

 ところで、なんでも交換機とうちの電話が遠いので電器抵抗が高くなり、通信速度はあまり期待出来ないそうだ。「それでもよいか」とNTTの人はしきりに気にしていた。自分としては常時接続できてついでに今よりちょっとでも速くなればそれでonの字なのであるのだが、そんなに速度のことで文句をいう人がいるのだろうか。NTTも大変だなあ。

 まさかダイヤルアップより遅くなるということは……あるのだろうか。少々不安が残る。


6/10

 Q書房の1000字バトルの読者票を集計し、それをもとに誰の作品が支持されているかという企画をたててみました。感想書のコンテンツを書くのは久し振りだ。

 PCを使いはじめて数年経ったというのに、今まで表計算ソフトを碌に使ったことがなかったのですが、今回大いに活用させて頂きました。いやー何て便利なソフトなんだ。データをCSVで保存してエディタで置換を行えば、htmlの表を作るのもすごく楽であります(やはり興味のあることに使うことこそが、ソフトの使用法習得の近道ですね)。


6/6

 元素漢字の最新情報を探るべく、中国語のウェブサイトを探ってみました。

 Googleで見つけた中国語のページ:命名趣談(典故)990340(表示には中国語繁体字フォントが必要です)によると、元素番号の高い新元素は、正式な漢字が決まるまでは例えば104番元素なら『金四』のように書いていた、らしい。

 現在は既に109番まで名前と漢字が決まっているのだが、この例で行くと110番元素(ウンウンニリニウム)はズバリ『針』ということになるのだろーか。はたまた111番以上はどうなるのだろーか。

 という所で未だ「最新」情報には至らずです。ウェブ検索は難しい。

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 伝え忘れておりましたが、of courseの発音が載っていた英和辞典は三省堂の「新クラウン英和辞典」でした。どちらかというと高校生向けの辞典であるかもしれません。ご参考まで。> 藤永さんへ

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 今月のQ書房 第24回1000字小説バトルは好作品ぞろいであります。果たしてどれが一位になるだろうか。興味をひかれるところ。


6/4

 漢字で外国地名に、n〜zで始まる国名を追加しました。

 結構な量になりましたが、これでもまだ国連加盟国さえ把握しきれていません。例えば「アンチグア・バーブーダ」という国も国連加盟国なのですが、漢字表記がまだ調べきれてないのでまだ未掲載です。ところでアンチグア・バーブーダってどこにあるのか(……北米のようです)。まだまだ知らない国があるものだなあ。

北村曉 kits@akatsukinishisu.net