徒書

2003年7月分。


2003年7月8日

つれづれに。

チャレンジしてみよう!UDクイズ/*inu-memo*/ 7月4日分経由)で、ユニバーサルデザインについて学んでみる。

ええと、喩えて言うならば、公衆のトイレットにおいてはたまに男性用の小用の器の中にひとつだけ受け口の高さが低いものがあったりして「お子さまにも気をつかってますよー」みたいなふりをしているところがあるけれど、そういうんではなく全ての器を受け口が床まで伸びた長いやつに揃えてしまえば誰でもどこでも使えるわけで、そういうのがユニバーサルデザインということになるでしょうか。

2問目の洗面台の問題で引っかかったことをきっかけに、以前公衆便所に行く際に時々考えていたことがつい思い出されたのでした。

* * *

短編」には色んな人が集まってきており、そのことが最近何だか不思議に感じられる。

予選結果の発表更新があったので徹夜気味。

* * *

なんとなく「狂骨の夢」を再読。

(2003年7月8日)


はてなアンテナを使ってみる

しまけんさんにより見つけられましたが、数日ほど前あたりからはてなアンテナを利用し始めてます。普段はさとみかんを見ることが多いのですが、他に個人的に読んでいる創作小説関連のサイトやその他ブックマークにあるサイトの更新チェックを補完するため、ということで。

スタイルは「短編」で使用しているものの流用……というかそもそもTokiMeki Networkのスタイルの模倣であったりします。アンテナ名も安易でございます。

スタイルの調整をしているとやはりというか何というか上のテーブルを何とかしたくなってきまして、しかしテーブル自体を消すのは禁止なのでどうしようかと試行錯誤しているうちに、透明にすることを思いつき、やや無理矢理っぽい方法ながらもIE5、Mozilla系、Opera 7で透明表示になるようにしてみました。

table要素の内側、tr要素の外にある(HTMLとしても妥当でない)form要素をtableの外に出すなどしてもらえるともう少し何とかしやすくなるのに、などと思ってみたり。と言ってもそれはテーブルにスタイル設定したい側の都合であって、マークアップとしては検索文字入力欄 + ボタンを囲むtd要素の中にformを入れるのがよいのではないかと思います。

所謂「バックスラッシュハック」も利用させて頂きました。のでNN4では初期状態に近い表示となっております。

(2003年7月14日)


2003年7月14日

最近やけに「テトペッテンソン」の検索結果からくる方が多いなと思っていたら「テトペッテンソン」のCDが24日に発売されることに気付く。うーむ買うべきか。できればあの映像も込みでほしいところではありますが……。

はてなアンテナに広告がつくようになっていました。なぜ広告文がol要素になっているのだろう、と不可解だったのですが、スタイルシートで表示を変えられることを極力防ぐためではないかと思い至りました。アンテナの本文もol要素なので。………………すみません、早速表示を変えてしまっていました(Mozilla、Operaのみ有効)。広告として目立つようにはなってると思うのですが。

アンテナの設定では「カテゴリー」を選ぶところがあるのですが、広告もそのカテゴリーに合ったものが表示されると、より効果が高まるのだろう、なんてなことを考えました。

(2003年7月15日)


referer収集の応用を考える

適宜覚書の7月15日分経由で、「本日のリンク元」というPerlスクリプトを拝見しているうちに、「短編」の各作品ページにもリンク元を記録・表示する機能をつけてみてはどうか、と思いつく。

というのも先日、「『短編』に閉鎖性を感じる。∵感想があちこちのページに飛んでいて不親切」という指摘があったそうで(参照: 「短編」主掲示板記事698)、イヤその∵の妥当性はどうか、外部の色んなページで言及されているのは寧ろ開かれていることの証左なのでは……などと内心密かに思わないではなかったものの、作品ページから言及元へ直にリンクを辿ることができれば、読む側にとっても便利になるには違いないわけで。嗚呼、小説投稿サイトに関わって結構長いのに何で今までこの画期的ナイスアイディア(←言い過ぎ)を今まで思いつけなかったのか。不覚。

で、「本日のリンク元」のスクリプトを「短編」に実装できないかと中身を読んでいたのですが、ログはもっと簡素でいいなとか一つのスクリプトでreferer記録・表示ができないものかとかできればリンク元のタイトルを取得する機能をつけてみたい、などなど思いつきが出てきたので結局自分で作らねばならなさそう。あ、でもその前に独自ドメインサーバへの移転を先に行うべきだろうか。はてさて悩みどころであります。

referer収集の応用を考える(2)に続く。

(2003年7月17日)


referer収集の応用を考える(2)

で、(と、前回から10日以上も経った後に一言で続けるのも無理があるような気もしますが)refererを記録してHTMLとして表示するスクリプトを作ってみたのですよ。

refbackという名前にしてるのはTrackBackとかPingBackとかの影響でございます。現在短編の第12期目次・作品ページにて試験運用中。特徴としては以下のような感じです。

リンク元ページのタイトルをどのように取ってくるかが一番の考えどころでありました。当初はページをまるごと取ってきてタイトル抽出という風にしてたのですが、サーバになるべく負担がかからないよう、lwpクックブックの日本語訳を読みつつ以下のようなコードにしてみました。LWP::UserAgentモジュールは初めて使ったので、これでいいのかどうか不安なところではありますが。

use LWP::UserAgent;

sub gettitle {
        my $url = shift or return undef;   # 引数がなかったら偽を返す
        my $ua = LWP::UserAgent->new;
        my $req = HTTP::Request->new(GET => $url);
        $req->header("Accept" => "text/html");
        my $res = $ua->request($req,
                sub {
                        my($chunk, $res) = @_;
                        # titleを得るかhead要素が終わるまで読みこむ
                        die if ($res->title or ($chunk =~ m{</head}i));
                });
        return $res->title;
}

(2003年7月29日)


北村曉 kits@akatsukinishisu.net