SVG対応Mozillaユーザとしてはそれ向けのページを見てみたいものなのですが、そんなものがそうそう見つかるわけでもなく。なので自分で作ってみようと思い、最も画数の多い漢字とは?の漢字画像をXHTML埋め込みSVGでリライトしたものを作ってみました。
SVG対応Mozillaだと漢字もきちんと見れますが、その他のMozilla系ブラウザまたはOperaでは、svg:desc要素として記述した代替テキストが漢字の代わりに表示されます。
(追記)IE 5.5以上 + Adobe SVG Viewerでも埋め込みSVGを見れることを知ったので、text/htmlのページを追加しました(コンテントネゴシェーションにより振り分けられます)。あとそれに伴いURLも変更しました。
漢字画像のSVG版は以下のように作成。
SVGのソースを見てみるとpath要素が数字列の嵐になってまして、人力ではとてもとても作成できるようなものではありません。げに有難きはOOoでございます。感謝。
埋め込みSVGを使ってみてよいと感じたのは、スタイルを外部CSSで調整できることでした。例えば当サイトは漢字画像を多く含むが故にスタイルを「背景色白・文字色黒」のままにしておかざるを得なかった※のですが、埋め込みSVGならスタイルに合わせて画像の色変更も思いのままであり、代替スタイルシートも使いたい放題できるわけですよ。対応ブラウザの普及が待たれるところです。
※ や、本当は恰好いいスタイルを作る能力がないからですが。
「最も画数の多い漢字とは?(XHTML + SVG版)」の漢字の色はstyle要素内で定義しているので、試しにスタイル切り替えで"Basic Page Style"にしてみると、漢字の色も変わるのが確認できます。
ということで、以上、application/xhtml+xmlでできることを模索してみた実験でありました。
(2004年2月15日)
北村曉 kits@akatsukinishisu.net