実は今まで、「タグがない状態でも意味の通る文章にしておくべきだろうか」という考えがあったので、
(以下、引用符という言葉は""も「」も含めて考えています)
JIS-HTMLの仕様では、
ということを知り、ではW3Cの仕様ではどうかとHTML 4.01仕様書を読んでみると、<Q>
[W3C 9.2.2]要素の内容は,引用符で囲んではならない
視覚系ユーザエージェントは、Q要素の内容を、引用符で囲ってレンダリングするようにしなければならない。 著者は、Q要素の開始点と終了点に引用符を置かないようにする必要がある。
とある。「要素の開始点と終了点
」ということは、<q>「〜」</q>という書き方はだめだが「<q>〜</q>」(要素の外に引用符)という書き方については何も言っていない、とも読める。
しかし「視覚系ユーザエージェントは、Q要素の内容を、引用符で囲ってレンダリングするようにしなければならない。
」と書いてあるのだから、「<q>〜</q>」という書き方は「著者が引用符を二重に書くことを意図している」ことになる。が、普通はそんな書き方はしないわけで。
仕様の是非については置いといて、一応W3Cの仕様に従ったHTMLを書くと決めたからには、q要素の前後に引用符がつくことは当然と考え、<q>〜</q>と「」なしで書くことに改めることにした。
以下のページの記述を参考にしました。有難うございます。
(2001年10月13日)
北村曉 kits@akatsukinishisu.net