最近になって、Netscape6/Mozillaでルビ表示の記事が幾つかのページで取り上げられていたを見かけたのですが、書き手としてはMozillaでルビ表示3の方も併せて参照してほしくもあり、またOperaで試してみた時の話もあるよと言ってみたくもあったので、その他幾つか書いている記事をきちんとまとめたページを作るべきかな、と考えたのです。
※その他の記事についてはこちらから参照のこと: Google 検索: site:www.akatsukinishisu.net ルビ
で、そのための準備段階として、普段あまり使っていないOperaでの表示確認をしようとしていたのですが、今インストールされていたOpera 7.23だとルビ表示ができなくなっており、「あれ?」とつまづくことに。色々試したところ、ルビ関連の要素へはCSSによるスタイル付けが全般的に効かない様子。
いや、以前はinline-table方式が確かに効いていたはずなのだが。確認のため手持ちの幾つかのバージョンで(インストール・アンインストールを繰り返しつつ)試したところ、以下のような対応となっていました。
但し、無効だった7.21以降のバージョンでも、ファイルの拡張子をxhtml(またはxml)にするとスタイル付けが有効になったので意表を突かれたり。暫し黙考して、どうやら「text/htmlなファイルでは、HTMLの仕様に無い要素へのスタイル付けはできない」ということかと見当がつきました。試しに拡張子htmlのファイルで <hoge>例</hoge>
などと書いてみても、やはりhoge要素中のテキストへのスタイル付けはできないようで。
ううむ、仕様通りと言えば確かにその通りなのかもしれませんが、随分と厳しい処置じゃございませんこと?(←何者か) hoge要素はともかく、ルビ関連の要素はHTMLのうちに含めても良さそうなものですが。これはつまりOperaさんが「text/htmlなXHTML 1.1はダメ」という立場を取っているということだったりするのでしょうか。
……と書いてみて、結局当初の目的とは裏腹に、まとめるべき記事を更にひとつ増やしてしまったことに愕然とするのでありました。_| ̄|○
(2003年12月26日)
北村曉 kits@akatsukinishisu.net