2002年7月分。
ふと、CGIでの出力ならばHTTP_ACCEPTから判断してContent-Typeをapplication/xhtml+xmlかtext/htmlに振り分けられるなと気づく(関連: XHTML Media Types - 徒書)。
で、徒書の最新記事と個別記事の表示でさっそく試してみました。Mozillaなど対応したブラウザでならapplication/xhtml+xmlで出力されます。
……アルファベットだらけの文になってしまった。
(2002年7月1日)
先日の言い訳Javascriptへの、真里さんからの返事より。
acronymや<span class="abbr">に置換するくらいなら、初めからそのようにマークアップしてもいいような気がします(aspでブラウザを判別してabbrのマークアップを変える、という事も出来るでしょうし)。
HTML文書のみを見た場合に、
もともとは自分はさほどstrict志向ではないのですが、特定ブラウザへの対応のためにHTML文書に手を入れるというのはあまりスマートでないとも感じていたので、このたび見つけたスクリプトでの対応方法は大変よさげに思えた次第です。
script実行後はソース上に変化が無いだけで、内部処理としてマークアップの置換が行われているわけですから、ValidなHTMLではなくなっていることには変わりは無いと思います。
"acronym"と"abbreviation"の意味を厳密にとらえてみると、確かに後ろめたいものが……。acronym要素が追加された経緯を考えると、そんなに厳密に使い分けるべきものか、という気もするのですが、経緯と意味は別の話、とも思うし……。というわけでspan要素に変換する方式に変更しました。
(2002年7月2日)
白光日記 to 某方面の7月4日より。
Mozilla 1.0 でここを見ると、スタイルシートが適用されない。
Mozillaがtext/css以外のMIMEタイプのCSSを認識しない、という話ですね。解説・対処は以下のページに詳しいです。
View HTTP and HTML Sourceを使うと、白光日記のCSSがContent-Type: application/x-pointplusとなっているのが分かります。
Mozillaが悪い、と言うよりは、Mozillaは正しい動作をしているけど気を利かさず、そもそもサーバが正しい設定をしていなくて、それでもIEやOperaは気を回してくれる……ということになるかと思います。その辺りの、
……「某方面一括検索」なんてのがあるといいなあ。
ところで、白光日記にある「某方面バナー」はIE5だと右端部分が透過されませんが、自分のところにIEでも透過するバナーがありますので、よければお使いください>藤山さん(実は前々から気になっていたところでした)。
(2002年7月5日)
ニュース的・日記的なサイトでは、題材となるサイト/ページを紹介する際、「紹介者が、題材となるサイトを見つけたサイト」もしばしば併記されているが、それを指して「情報元
」とか「ネタ元
」とか「元ネタ
」と書いてあるのを見ると、とても気になる。
情報やネタの元と言うんだったら、それは題材となるサイトそのもの(情報の一次発信元)のことではないだろうか。それを取り上げてリンクしてるところは既に元ではないと思うのだが。「〜〜で知った――というサイト」「――(〜〜経由)」といった書き方のほうがより適切と思う。
……というのは、俺ぽーたるのMemo(2002/6/30)で知った「たった1行のネタだって、それを見つけてきた「功労者」がいるんデスよ。」という話を拝見して、ふと思い出したことでした。
自分は情報元となるサイトを応援しています。
(2002年7月5日)
あのー( ̄△ ̄;さんの問題提起から、ソースコードのマークアップについての意見が色々と(リンク集参照)。
7月6日の闇黒日記ではul要素によるマークアップが提示されてましたが、リストとするならol要素で一行ごとに<li><code>〜</code></li>
というのはいかがでしょう。……というのは、Another HTML-lint gatewayの結果表示がそうだったのを思い出したので。
自分はpreタグだけ済ますことが多かったので、<pre><code>〜</code></pre>
というのを見て、code要素の用途を改めて思い出すも、「ブロック要素の中身全部を更にインライン要素で囲む」というのが冗長なようにも感じました。
で、仕様書を確認したところ、code要素の説明は
……ソースコードのマークアップ2に続く。
各地での意見リンクは別ページにしました。→ソースコードのマークアップに関する議論リンク集
(2002年7月9日〜)
ULTIMATE AEROSMITH HITSを買おうとCD屋に行ったたところ、日本盤が売ってなかったので諦めて、代わりにRED HOT CHILI PEPPERSの"BY THE WAY"を購入。
レッチリは音が変化に富んでいるのがいいと思う。聴いていて面白い。
当サイトのろり-ろりというページは、Google 検索: ろりにおいて長らくトップを維持していたのだが、ここにきて順位が下がってきた。やはり本物には敵わないということであろうか。
と、ここに書いてみると順位が上がったりしないかなどとこすい考えがよぎっていたりもするのですが、そもそもろりを扱うサイトではないのだからそんなことで張り合う必要は全くないのだ。でも順位は何となく気になるのでありました。
(2002年7月9日)
……ソースコードのマークアップからの続き。取り敢えずリンク集は切り出しました。
コンピュータで使われる多くの言語では改行は空白文字の一つであり、「行」には意味はない、というのは承知のつもりでありました(HTMLやCSSもそうであることですし)。が、プログラムでエラーをチェックする際には行数でエラー箇所を示されることもあることから、「行の集合」ととらえる考え方もあるかと思いましたが……逆に考えれば、エラーチェックのような場合でしかソースを「行」で区分けする必要性はなく、Another HTML-lintはまさにその場合だった、ということになるでしょうか。
ともあれ、「ol要素で一行ごとに
」というのは、「<li><code>〜</code></li>
リストとするなら
」という前提での思いつきなので、強くは主張しない方向で。
意見を読んでいくうちに、<pre><code>〜</code></pre>
に対する違和感は、そもそも今までcode要素をあまり使っていなかったことによるもののような気がしてきました。
「冗長
」に感じたというのは主観に過ぎないところでありました。それでも"fragment"
という言葉に引っかかりを感じていたのですが、あるソースがそれ単体で機能するコードであったとしても、それがより大きなコードの一部となることは十分有り得ること。たとえ改行を含んでいても、ソースコードである文字列であればcode要素としていけない理由はない。
意味付けの点では、ソースコードがp要素内にあろうがpre要素内にあろうが、常にcode要素とした方が一貫性がありそう。
……というわけで、自分の意見をひいてくれたあのー( ̄△ ̄;さんや藤山さん、ひろりんさんには申し訳ないですが、自分も<pre><code>〜</code></pre>
方式へと傾いています。「今のところは
」、と書いたときに感じた予感は当たっていたか……ううむ。
(2002年7月12日)
118番元素ウンウンオクチウムが作り出されたというのは捏造だった、というのを、今日のかんいち(韓一)(7月16日付)というページから知りました。以下、関連記事。
で、うちのページの該当部分と元素漢字表をちょこちょこと修正、てなことをこの日はやっていました。
まあ、誰もがおいそれと検証できることでもなし、そういったことが起こるのも仕方ないようにも思うのですが、ファイル名を"g101-118.html"としてしまったのが悔やまれるのでありました。
(2002年7月19日)
QBOOKSという小説投稿サイトがありまして、自分も一スタッフとして作品ページの編集などしていたのですが、一昨日に投稿者から参加費用を徴収するという方針変更の発表がありました。
費用といってさほどのものではなく、また賞金として還元されもするのですが、それにしても作品の提供者から更に料金を取るというのはどう考えても良策とは思えず、スタッフとしての進退を考え中。
もしスタッフを辞めるとすると、QBOOKSでのページ編集で身につけた大量ページ編集の技術(というほどのものでもないが)の使い道がなくなってしまいそうであり、だったら自分で別に小説投稿サイトを作るべきか、とも検討中。と言っても果たして作品を集められるものだろうか。
(2002年7月20日)
(前文参照)……というわけで、小説投稿対戦サイト「短編」(仮称)をつくってみたのでした。
時々、自分はネットにおいていろんな事に手を出しすぎるんではないかと思うことがあります。しかも能力を省みずに。本宅もなんとかしないと。
創作小説関連で知り合った久遠さんの日記を見て、伽藍とバザールという文を探して読んでいるのですが、その中にこのような文がありました。
- 5. あるソフトに興味をなくしたら、最後の仕事としてそれを有能な後継者に引き渡すこと。
自分でも漠然と、「『短編』は自分が管理できなくなっても他の人が引き継ぐことのできるシステムにしておきたいものだ」とは思っていたのですが、同じような意見を見ることができて少々心強く思ったのでした。
(2002年7月24日)
夏休み後半は、使い回しのビデオテープの後に残っていた「松本人志24時間大喜利」をしみじみと見て過ごす。
Catapult Deck 終了なのですか、ううむ。別にそんなことで申し訳ながることは全然ないのですが、もしその話が更新の負担になってたのならこちらこそ申し訳ないです。
短編向けの、フォームに入力された文章の文字数を数えるためのPerlのコード。こんなのでいいのかなと思いつつメモ。
sub mojisu {
my $args = $_[0];
#EUC-JPに変換
&jcode'convert(\$args,'euc');
#全角: 0xA1A1〜0xFEFE (第1バイト・第2バイトとも0xA1〜0xFE)
#半角カナ: 0x8EA1〜0x8EDF
#ascii: 0x20〜0x7E
my $jp = $args =~ tr/\x8e\xa1-\xfe/\x8e\xa1-\xfe/;
my $asc = $args =~ tr/\x20-\x7f/\x20-\x7f/;
return $jp / 2 + $asc;
}
参考:
(2002年7月30日)