2001年12月分。
しばらく止まってましたが、何となく再開。ジョージ・ハリソンの死去(ご冥福をお祈りします)などなど、この期間に言及しそびれたことは多い。
ディスプレイの調子が末期的になっている。ここ数箇月間にも画面が横中心線一本に縮んだりする症状がときどき発生しており、それはどうやらケーブルの接触不良のようなので、なんとか調整して最近は安定してきたのだが、今度は画面全体が黄色く
(2001年12月10日)
数日前より、title要素を右上に表示するCSSを試しに導入。Opera6だと title {display:block;}
だけで表示できるが、Mozillaではそれに加えて head {display:block;}
も指定しないといけないようだ。
link要素を表示してサイト内ナビゲーションに使えないか……と思ったものの、contentを使ってrel属性の値を表示はできても、それをクリッカブルリンクにすることまではCSS2ではできないと気づいて断念。
(2001年12月10日)
液晶ディスプレイを買いました。
Mozilla for 超漢字は、何だか試してみなければならないようにさせられました。超漢字康煕字典にも惹かれてます。
(2001年12月14日)
HTMLメールでもテキストの本文がついていれば「HTMLメールを表示」の機能を無効にしていてもふつうに読めるのですが、英語の広告メールに多いテキストなしのHTMLメールはそのままでは読めず、読もうとすると手間がかかるので、ついついほっときがちになってしまいます。しかし英語圏ではすでにHTMLメールは普通になってるのだろうか。それだと危険なようにも思うのだが。
ときどき、メールの本文ではハンドルを名乗っているのだが、From:のところでは本名らしき名が載っているメールを頂くことがあります。読む側としてはハンドルと本名にギャップがある場合だと少々興ざめにもなり、自分がもしハンドルを使うとしたらそのへんは非常に気にする部分になると思うのですが、今までに頂いたメールではそこまで気にしない人のほうがむしろ多い感じであり、いいのかなあ、と思います。
ネットでハンドルと本名を使い分けるのは、それはそれでいろいろ面倒が多そうな気がします。
(2001年12月19日)
このサイトでは今のところrel="start"
をサイトのトップページへのリンク形式として使っているのですが、いくつかのHTML解説サイトにて「一連の続き物のページの最初のページ」というニュアンスで解説されているのを見かけたので、startをサイトのトップに使うのはまずいのだろうか、と現在考え中です。
ちなみにHTML 4.01仕様書の解説とその邦訳では以下の通り。
- Start
- Refers to the first document in a collection of documents. This link type tells search engines which document is considered by the author to be the starting point of the collection.
- Start
- 文書群の中の最初の文書を指す。検索エンジンに対して、最初に読ませたいと著者が想定している文書がどれであるかを示すことができる。
「複数ページに分けた一つの文書の最初のページ」ではなく、「文書の
他のサイトではどうだろう、と某方面(假)(CSSコミュニティ改め)を眺めてみると、トップページのリンク形式としてstartを使っているところもありますが、他にもtopやhomeといったリンク形式も見かけ、ますますどうしていいか迷うことに。確かにstartよりはtopやhomeの方がより「トップページ」の意味に合ってる気はするのだが。
そういえば以前に、
LINK要素のリンクタイプって、好きなように書いちゃっていいものなんでしょうか。HTML4.01の勧告文書にMadeタイプが記載されていないことにようやく気づきました。
と短い謎文の12月2日に書かれてましたが、仕様書の先を読むと、
HTML文書の著者は、本仕様に定義のない追加のリンク形式を定義したい場合もあろう。この場合は、リンク形式を定義するために用いた規約を引用するプロファイルを用意しなければならない。
と書いてありました。ということはプロファイルがない場合にはtopやhome、madeも使えないということになるのだろうか。
……というところで結論が出ぬままです。
アプリケーションでの実装はどうか、と探してみて見つけたiCab - 標準環道具棒のチップス。MozillaのSite Navigation Barの仕様はどこかにないものか。
(2001年12月22日)
短い謎文の12月22日より:
「
しなければならない」と明記されていますね……用意すれば問題はないのですが。
用意するにしてもどう書けばいいものなのか……。仕様書のメタデータのプロファイルを見ると、「本仕様は、プロファイルのフォーマットは定義しない
」と書いてあるのですが、これは好きに書いていいということなのか、別の仕様でフォーマットを定めているのか、はてさて。
W3CのValidaorで<link rev="made">
がエラーにならないからいいか、とも思うのですが。
(2001年12月24日)
短い謎文12月24日経由で、head要素のprofile属性に関する参考ページ。
Diary - Ancient libraryの12月25日より:
メタデータについては、7.4.4 Meta data の先頭で RDF に言及されていますし、RDF で定義してくれと言っているように思われますが、どうでしょうか。
なるほどRDFですか……。The Web Kanzakiの解説を何度か目にしてはいたものの、まだあまり理解できてないところです。今後の課題にしときます。
(2001年12月27日)
掲示板を少し改造。HTML 4.01 TranditionalだったのからHTML 4.01 Strictにすることを目標にしていたのですが、Tranditionalにもなっていない部分が幾つかありました。なんともはや。
とりあえず検索と過去ログ表示部分以外はStrictに。あと引用部分を<q>タグでくくってみました。
Googleのロゴが日ごとに変わっていくのは見ていて楽しいがそれはそれとして、各国語での"Happy Holidays"の言葉が書かれている中、なぜ日本語が「ハッピーホリデー」なんて片仮名英語なのだろう。「幸せな休日」でもいいのに。
少し前のコカコーラの罐で、各国語での"Always"が書いてある中、日本語が「オールウェイズ」だったのを思い出しました。
「CSSでアレな方
」……かどうかは第三者の判断に委ねますが、ギターとウクレレを少し弾きます(同時にではない)。
といいつつギターは最近弾いてないな。
(2001年12月24日)
漢字雑文を少し整理。漢字で元素をXHTML & PNG化し、あと徒書から二題ピックアップ。
リンク要素とプロファイルに少々追記。
深夜の教育テレビでやっている「宇宙船レッド・ドワーフ号」の再放送を見逃してしまった。
Latest topics - outsider reflexの12月25日より。
僕は、旧 Tips を削除したことにより「閲覧者を無駄に曖昧な情報に惑わさなくなった」と考えております。デメリットがメリットを上回っておったのですよ。
とのことですが、一読者としてはやはりTipsの再掲載を希望してます。何より自分が「正しいHTML+CSS」を知るきっかけとなり、また学ぶ上で大いに参考になった資料でありますから。
ところで、旧Tipsにあった漢数字の旧字体一覧の転載元というのはもしかしてうちのコレなのでは、てなことを今さらいってみたり。
(2001年12月27日)
本屋から出てみると一頭の犬が入り口近くにつながれていた。手足のすらっとした非常にスタイルの良い、また白地に黒の斑模様も鮮やかなダルメシアンであり、日頃犬への関心がさほど高くない自分も思わずはっと目をひかれた。
犬の近くには、犬とは直接関係のなさそうな親子連れが立って犬を見ていた。犬見学の先客といったところか。親はしきりに犬を「可愛いねえ」とほめているのだが、子供の方はどうやら犬を怖がっている様子だった。
なるほど、考えてみると自分がその犬を恰好よいと感じたのは、今まで様々な犬を見てきて、それと比較しての結果であるのだろう。しかし子供にとっては大型犬はその大きさだけでも恐怖の対象となりうるし、鮮やかな斑模様も、そのようなものをあまり見たことのない者にとっては、異様なものとして目に映りそうではあった。
で、子供は「いやだいやだ」と言い続けているのだが、親はそんな意見に頓着することもなく、「どうして? 可愛いでしょう」などと言いつつ子供を抱いて犬に近づけようとしている。その様子を見ていると、なんだかもの哀しくなってしまったのだった。
(2001年12月29日)
闇黒日記が、他のページでしばしば「暗黒日記」と表記されるのが気になったので、辞書をひいてみる。
日本語では大抵、闇はヤミ、暗はクラい、と使われるので別の字だという認識があったのだが、漢和辞典をひいてみるとどちらも漢音アン・呉音オンであり、意味も同じなので、実は同字と考えてよいのだと気づいた(実際、新明解漢和辞典では暗は闇の現代表記としており、今昔文字鏡では両者を同字としていました)。
当サイトの表題「曉に死す」もかなり多くの割合で「暁に死す」と書かれますが、こうして並べて書いてみても違いに気づかれないことが多いようです。
(2001年12月30日)
私自身はあまり使つてゐないのだが、「難しい漢字」が出て来ると中々読めないんださうで、
僭越ながらつっこみます。12月31日現在の「何かの日記」のページにある言葉:
と、これらの訓読みは、一般的には十分難しい部類に入るのではないでしょうか。文脈である程度分かるものもありますが、「さて」などにはいつも何て字だったっけとひっかかってしまいます。
正字正かなサイトの日記を読む時にひっかかるのは、正字正かなの部分よりも、むしろこういったあまり使われない読みの字の部分で多いような気が、個人的にはします。
あと、abbr要素は「省略形」を示すものなので、漢字の読みに使うのは適切でないと思います。HTML 4.01には適当な要素がないので、適当なclass属性をつけたspan要素を使うなどの方がよいような。
(2001年12月31日)
つっこみの対象は難しい(現代表記ではあまり使われない)漢字を使っていること自体ではなく、「私自身はあまり使つてゐないのだが、
」という箇所の一点です。補足すれば、難しい字を使っていることに無自覚だとしたら、読み手との距離が離れてしまうことになりはしないか、という意見です。また言いかえれば、難しい字であることを了解した上で目的があって使用しているのであれば、自分はそれに意見するつもりはありませんです。
本来は省略形で示された単語にマークアップして元の語形をtitle属性で指定するのがこの要素の主たる利用方法でせう。
abbr要素は、テキスト中のある部分(語)が省略形であることを示すのが本来の用法であり、またtitle属性は様々な要素につけることができるものなので、それを用いて「省略しない本来の形を示す」というのは補足的な機能であると思います。
HTML 4.01仕様書邦訳より(強調筆者):
ABBR要素とACRONYM要素の内容は、通常のテキストの並びに出現するような、省略された表現それ自体を指定する。両要素のtitle属性が、その省略しない形態を提供するのに用い得る。
又は、かう云ふ理解の仕方はどうでせう。「まぐろ」3文字の省略形として「鮪」1文字で示してゐるからabbr要素を使つてみるとか。
「鮪」と「まぐろ」の関係は、「原語と訳語」或いは「言葉と発音記号」ではないでしょうか。省略形と本来の形というのは当たらないように思います。
または、「
(2001年12月31日)