2001年9月分。
それはそうとMultiZilla(タブブラウザ版Mozilla)はいいですね。aon(Diary) 8月29日→MultiZilla で遊ぶ(妖精現実 フェアリアル)経由にて知りました(感謝)。ちょうどMozilla 0.9.3を使っていたのでさっそくインストールして重宝してます。
(2001年9月1日)
あ、さとみかんで徒書の更新時刻が反映されるようになっている。よかった。:-)
ところで初回登場時には「08/25」で止まっていて、その後「08/08」に後戻りしてまた暫く止まっていたのはなぜだったのだろう。
SSI と Last-Modified・Content-length ヘッダを参照してLast-Modifiedが出るようにしたりしたけど、果たしてそれは効果あったのかな。
(2001年9月1日)
開設当初からなんとなくISO-2022-JPでページを書いてきたのですが、今になってこの文字コードで書いててもあまり利点がないかな……と疑問を感じつつあります。つい最近sedの使いかたを覚えたのですが、そういったコマンドを使ってPCでページ編集するのであれば、シフトJISの方がずっと便利なような。Operaなどの日本語非対応のブラウザでもシフトJISで書いてあれば読めるようだし。
そのうちサイトの再構築をはかりたいところ。ついでにスタイルシートを全ページ共通化したりとか、あとスタイルシートの切り替えができるようにしたりもしてみたい。……いっそのことXHTML1.1化もしてしまうべきか(どうも最近、肝心の「コンテンツを増やす」という方向から逸れつつあります)。
(2001年9月3日)
sedよりも、perlの方がよりいろいろとできそうだと気付く。今までは掲示板動作チェック用くらいにしか使っていなかったけれど、もう少しperlについて学んでみよう。
嗚呼、IEコンポネントのタブブラウザにはJavaScriptのオンオフボタンなど既についていたのですね。昨日から使ってみて、その高機能にほれこみつつあり。今のところMoon Browserを使っています。
(2001年9月5日)
思い立ってXHTML1.1化・スタイルシートの統合化を始める。今のところはトップディレクトリにあるファイルと徒書まで。
XHTML1.1にしたので今後は
ふと思いついて作った秀丸用ルビタグ入力支援マクロ。↓
//ルビタグ入力支援 //例(カーソルの位置は<ruby>より後ろに): //<ruby>ルビ《ふりがな》</ruby> // ↓ //<ruby><rb>ルビ</rb><rp>《</rp><rt>ふりがな</rt><rp>》</rp></ruby> searchup "<ruby>"; right 6; insert "<rb>"; searchdown "《"; insert "</rb><rp>";right 1;insert "</rp><rt>"; searchdown "》"; insert "</rt><rp>";right 1;insert "</rp>"; right 7;
(9月9日追記)piroさんより指摘。恥ずかしながら今まで秀丸のタグ付き正規表現のことを知らず、いつも上記のようなマクロを書いてました。でもこれで今後秀丸マクロでやれることが増えそうで、非常に有難いです。:-) というわけでマクロを下の通り変更。
//ルビタグ入力支援 replaceup "<ruby>\\f.*\\f《\\f.*\\f》\\f</ruby>", "\\0<rb>\\1</rb><rp>\\2</rp><rt>\\3</rt><rp>\\4</rp>\\5", regular;
追伸:この項のid属性も間違えていたとは。嗚呼。
コンビニにて釣りキチ三平の平成版を発見し、思わず購入。漫画の復活がはやりの昨今ですがこれには個人的にツボをつかれました。なつかしいぜロールキャスト。絵柄も以前とほとんど変わらず、読んで堪能しました。
それにしても一人の作家による雑誌増刊形態での連載とは、ずいぶん思いきった企画のような。末長く続いてほしいものです。
メタル風たのしいおんがくの
(2001年9月8日)
最近になって、JIS漢字を使ってJIS漢字以外の字を書き表す方法を考えている。
そういう方法は既に和製漢字の辞典(参照:凡例)で考案されており、辞典・用語 自作漢字集にも使われている。それをそのままここの漢字頁にも使おうか、とも考えるのだが、この「和製漢字の辞典」方式にはやや冗長な、また直観的でない部分があるように思い、使うのを躊躇っている。
例えば「和製漢字の辞典」方式では「文字と文字を横方向に合成して一文字にする
」場合は+を使って[魚+安=鮟]
と表されるが、これは記号を使わず「魚安」とした方が見た目にも分かり易いのでは。「火暴」などはウェブ上にもよく見かけるし。
また、[鼠/由=鼬]
というように/が使われるが、この記号ならむしろ分数からの連想で「字を上下に重ねる場合」に使う方が適当のように思う。
記号にいわゆる全角文字を使うのも、場所を取るので避けたいところ。ASCII文字だけでなんとかできないものか。
というわけで、今のところ以下のような案を考えている。
また、次の案も考慮中。
などなど。ご意見募集。
→非JIS漢字を書き表す・2へ続く
(2001年9月10日)
「1997」の9月10日より。
返り讀みする熟字訓(もどき含む?)。
不惡 - (中略)
思ひ附いたら一報を。
広辞苑CD-ROM版から「不〜」をサルベージしてみました。
おお、もぐらの種類の「ひみず」はこういう字だったのか。
あと、「ひととなり」を思い出したので、為〜からも。
思いがけずルビ大活躍の巻。
(2001年9月10日)
この日はまた近所のプールに行ってました(三日連続)。急に「クロールをうまく泳げるようになりたい」と思い立ち、泳ぎ方を試行錯誤してみてようやくコツが掴めてきたような気がし、心地よい疲労感とともに眠ろうかと思ったところにTVで対米同時多発テロのニュースが。
それでもそのまま眠ったのですが、目が覚めてみてもやはりニュースは続いている。
事件そのものに驚くというよりは、「ひこうきがビルにぶつかる」ということを自分が今まで全く考えもしたことがなく、今でも信じ難いこと、しかもそんなことが実際に起こってしまったことに驚いている、ような。ともかくこれでもうこの世界は「飛行機はビルにはぶつからない世界」ではなく、「飛行機はビルにぶつかるかもしれない世界」になってしまった。なんとも。
明日の泳ぎは休み(プールが定休日なので)。
(2001年9月12日)
9月12日。スタイルシートを統合したところ、MacのIE5でトップページの表示がおかしくなっているに気付いたので修正(また徒にid属性を増やしてしまった)。
トップとその他のページではややスタイルが変わるため、以前はスタイルシートを別にしていたのだが、「せっかく小さなトップページなのだから、その読み込みの隙にスタイルシートもまとめて読みこませた方がいいのでは」と気付き、全ページで共通のスタイルシートを使うよう変更した次第。
トップとその他のページでスタイルが違うサイトは少なくないと思うが、その辺他のサイトではどうしているのか、少々気になるところ。
(2001年9月16日)
9月14日。Mozillaの先月書いたアレでのルビ表示では、ルビベース(ルビをふられる方の字)に画像があった場合、画像の上部が欠けてしまうことを知る。
むつかしい漢字の画像が多くあるうちのページにとっては非常に大きな痛手であります。長訓読み選手権で<ruby><rb><img src="arukikata.gif" alt="[瓦_(罐-缶)]" width="48" height="48" /></rb><rp>《</rp><rt>あるきかたがただしくない</rt><rp>》</rp></ruby>などとしたかったのに! したかったのに!(おちつけ)
自分のとこで正しく表示できないのは悲しいという我侭より、Mozillaが正しくルビをサポートするまで、画像にルビタグをつけるのは保留。逆に、IEでは画像にルビふってもちゃんと表示できるというのはすごいな、と思ったり。
(2001年9月16日)
9月14日。漢字についての質問のお便りを頂きました。自分は一介の漢字好きに過ぎぬので、こういったお便りを頂くと少々恐縮してしまうのですが、有難いことでもあります。
実は,息子の受験勉強で,「十口」の読み方が試験問題に出ておりまして,以前に 習った先生には,「じっくち」と読むのが正しい,と教わったので,そう答えたら間 違いにされたとのことです. 正解は「じゅっくち」ということなのですが,そうなのでしょうか.
なんだとう(間違いにした先生に対して)。ちなみに自分の回答は以下。
「十」は旧かなでは「ジフ」なので、音便化するときは 「ジュッ」ではなく「ジッ」になるのが本来の読みになります。
念のため手元にある三冊の漢和辞典を確認してみましたが、 「十」を含む熟語に対して「ジュッ」の読みを示したものはありませんでした。
また、常用漢字表には「十」の読みとして ジュウ・ジッ・とお・と が挙げられており、「ジュッ」の読みはありません。 であるので、厳密に常用漢字表に従うならば、 「ジュッくち」の読みこそが間違っているとも言える、と思います。
ちなみに、「十口」には「ジッコウ」という読みもあるようです。 (新明解漢和辞典に、「(1)十人。十人家族。(2)十人扶持」の意の 熟語として載っていました)
また、「十」の読みについて述べられたページを見つけました。 参考になるかと思います。
- http://kuzan.f-edu.fukui-u.ac.jp/menicuita/9706.htm#08
- http://www.gahaha.com/history/200012.html
(1,243rd 2000/12/22の項)
つーか、漢字や言葉で「間違い」を断定するんならまず辞書くらいひいてから言いやがれこんちくしょう。…………あら、わたくしとしたことがおほほほほ(←誰)。ともあれ、教職につく方には自らも知識に対して謙虚であってほしいと望むものであります。
ジフといえば、うちのページには漢字のGIF画像が大量にあるので問題だなあ、といまごろになって思っていたり。XHTML化も済んでおらず、PNGに変換することを思うと気が遠くなるのでもう暫くは後回し。
(2001年9月16日)
satoshiiさんより言及ありました。そういえば自分も実際しゃべるときは「ジュッ」になってしまいます。上記の回答ではあくまで読み仮名についての話のつもりでした。
ペトロニウスさんからも言及頂きました。歴史的仮名遣ひと音便、参考になります。
思いかえしてみると、「『十』は『ジッ』と読む」ことを学校では習ってはいなかったような。
(2001年9月17日)
……とはどういう意味だったかなとgooのEXCEED英和辞典をひいてみると、「文脈; 背景, 情況
」とあり、またコンピュータ関係の熟語の意味の中で「文脈依存
」という言葉が幾つか出ている。そうすると、マウスの右クリックで表示されるメニューは「文脈に依存して」つまり各アプリケーションやさらにその状況でメニュー項目の内容が変化するから、「コンテキストメニュー」と言うわけか。なるほど。
という個人的納得はさておいて、Mozilla 用コンテキストメニュー拡張は、Mozillaを使うひとに非常に便利な拡張機能であります。ここ数日のアップデートで次々と機能が追加されつつありますが、個人的にはHTMLのLINK要素に対応したことにより、外部スタイルシートがかんたんに参照できるようになったことが非常にうれしいところ。
選択語句をオンラインの辞書等で検索できるのも有難い機能ですが、うちの環境(Win98SE,Mozilla0.9.4)だと日本語文字で文字化けが起こってしまいます。検索結果のURLを見てみると、拡張コンテキストメニュー機能からは常に文字コードをUTF-8として送っているようですが、gooの大辞林だとEUC-JP、通信用語の基礎知識だとISO-2022-JPにする必要があるような(Googleではフォームの字は文字化けするけど検索は正しくできて、意外にふところの深いところに気づいたり)。しろうとの言うことで申し訳ないですが、文字コードの違いに対応などできないものでしょうか。>piroさん
あとひそかにTipsの復活も期待してます。特に「スタイルシート移行の手引き」は、ついこのあいだまで正しいHTML+CSSの初心者だった自分にとって、とても参考になる資料であったし、また先鋭的なスタイルデザインを実践しているoutsider reflexの中にあってこそ非常に説得力のあるものでした。
(2001年9月23日)
回答頂きました。説明感謝です。やはり文字コード変換までするのは難しいようですね。
(2001年9月24日)
KINETに置いていた旧コンテンツを、ふと思い立って削除。Googleで「曉に死す」を検索したときにいつまでも旧ページがトップに来るのがちょいと癪だったもので。
改めてGoogleで確認してみると、台湾のtripodにて曉に死すのコピーを発見。なぜか表紙だけであった。
註:上記の http://members.tripodasia.com.tw/i63983m33x/ は北村の管理外にあるサイトです。
(2001年9月24日)
闇黒日記の「CSS關係者に37の質問」に答えてみました。自分はCSSの関係者とはいえませんが、いち利用者として。
追加された質問などを探していたらけっこう時間がかかってしまった。ついでに回答された方々へのリンクもつけました。
(2001年9月24日)
その後も回答リンクは見つけた範囲で随時追加しております。
(2001年9月25日)
燈明日記の9月25日より。
しかし、摩訶目揵連の『うしへんのケン』がどうしても漢字変換できず、とりあえず、『てへんのケン』にしています。なぜだろ...。
「牛へんに建」の字はJIS第一・第二水準漢字に入っていないのです。Unicodeには入っていますので、ブラウザが対応していれば、"犍"または"犍"とソースに書くことにより表示することが出来ます。
(2001年9月25日)
追記:某PC店に行ってMacのIE5で見てみたところ、上記の文字参照はどちらも"?"になってしまうようでした。しかも「手へんに建」の字もIS第一・第二水準外の漢字だったようで文字化けしておりました(もっと早く気づくべきでした……)。
環境に依存しない方法としては、のGIFリンクシステムの力を借りて、とする手もあります。(文字鏡フォントを利用するにあたっては文字鏡フォントセンターのページも参照下さい)
(2001年9月27日)
非JIS漢字を書き表すについて、26日にsatoshiiさんから意見を頂きました。有難うございます。書いてみてよかった。:-) 以下に回答を。
alt属性と通常テキストで括弧を区別したかったのは、lynx等テキストブラウザで見たときに「この字句はalt属性」というのが明確に分かるよう、「(漢字画像に限らず)alt属性の字句は[]で囲み、他のところでは[]を使わない」という縛りを己に課していまして、そのため通常テキストでは他の括弧が必要になるからなのです。でもこのことはHTMLを書くときの私的方針に過ぎないので「非JIS漢字を表すルール」には含めなくともいい箇所かもしれません。
θについては、「記号はなるべくASCII文字から」という方針から避けたい気持ちがありました。また、180度以外の回転は当の和製漢字の辞典でも見当たらなかったので、もしあるとしても非常に稀と思われ、それなら180度回転を意味する記号があればおおむね用は足りるかと考え、取り敢えず^を選んだ次第。
<,>については実体参照する必要があるので使用を避けてたのですが、囗<韋は確かに見た目分かりやすいですね。書きやすさより分かりやすさをより優先させるべきである気がしてきました。
冠と垂は、例えば鹿が上部にくる字では、麝のようにまだれが伸びない場合と、塵のようにまだれが下まで伸びる場合があるので、区別する必要があるかと思います。
「鏡文字は!とか$とかの方がいい気もする」というのは確かに。'とか^とか小さい記号ばかりでは区別しにくくなってしまうし。では!にしましょうか。
記号のみで表すのはさすがに限界があるので、無理な時にはいさぎよく文章コメントというのもありだと思います。ところで「はしご高」は{亠/(面-(一/丿/囗))/(冂<口)}でどうか、などと考えてみたものの……かなり無理があるなあ(嘆息)。
あと、実は「和製漢字の辞典」式のパーツ交換技は使わないつもりでありました。組み合わさり方の関係性を省略してしまうところに抵抗を感じたもので(考えすぎかもしれませんが)。例えばそちらにあった橋の俗字は{木((右/(冂<口))}、桑の俗字は{(尭-兀)/木}、または{卉/木}、とか。
+の記号は、部品と部品が交叉するとき(例: {(|+彡)/石} = )に使おうかと思っていましたが、*が空くのならこちらを使ったほうがいいかとも考えております。
引き続きご意見募集しています。
→非JIS漢字を書き表す・3へ続く
(2001年9月27日)
さらに続き。27日のsatoshiiさんの意見に対し、以下。
全体をくくる括弧については特に規定せずにおきましょうか。構えについては分かり易さを優先して<で行きましょう。ただ基本的に「部首-記号-文字要素」の並びにしておきたい({广'厶}のように)ので、>は使わず<のみにしたいと思っています。
交叉はひとまず+にしておきましょう。
「記號類の結合の強さ
」については……個人的には「演算(?)の優先順位」と呼んでおりますが……そうですね、/は最も優先順位が低くなるかな、とは考えておりましたが、もう少し色々考えてみます。まあでもコンピュータが解析するものではなく、あくまで人が読むための表現なので、曖昧さを出さないようなるべく括弧を使っておいた方がいいようにも思います。
とはいうものの、この表現を解析してフォントとしてレンダリングするようなアプリケーションができたらいいなあ、などとひそかに空想してみたりも。
「はしご高」の表現については、実は今昔文字鏡の解字検索機能(漢字を文字要素に分解し、その文字要素を含む漢字を検索できる)のたまものです。やはりあのはしごの部分を含む字というのは多くはないものですね。JIS漢字では面と面を含む漢字だけでした。丿は´にした方が良かったかも。
そろそろ案を独立ページにまとめるべきか。ご意見は引き続き募集中。
(2001年9月28日)
世間は東京ディズニーシーが話題であるようだが、それより向ヶ丘遊園閉園の報は小田急線沿線の川崎市民として大いなる衝撃であった。思えば高校の頃、友人と夏はプールに、冬はスケートをしに時々訪れたものだった。……と、よくよく考えてみると自分は向ヶ丘遊園にはプールとスケートリンクにしか行ってなかった。しかもそれらは夏プールだったところが冬にはスケートリンクになるのであり、つまるところ広い遊園地の中のたった一箇所にしかいっていないということだ。なんたることだ。
何か他に向ヶ丘遊園についての記憶はなかったっけか。ええとええと、そうだ、大きな花時計があった。って遊園地の目玉としては地味だろうか。すぐ近くのよみうりランドには「立ち乗りコースター」という目玉があるというのに。←それも今どきどうか。
そもそも、二つの遊園地がたった二駅というごく近い距離で今まで共存していたというのも、稀有なことではないだろうか。子供の時分に初めて川崎に来たときにも不思議に思ったものだが。
ところで閉園したあとの土地はどう利用されるのだろう。つらつら考えてみるに「表向きは閉鎖されているんだけれど、実はこっそり中に入れる」ようにしてみてはどうか、と思う。逆説的ではあるが、「閉鎖された遊園地」というものにはある種の人を惹きつける魅力があるような気がする。もしそんなんだったら夜にこっそり入ってみたいものだなあ。
……全くとりとめなく書きましたが、なにはともあれ向ヶ丘遊園の閉園が惜しまれます。閉園前に一度くらい行っておこうかな。
(2001年9月29日)
闇黒日記の9月29日分より:
- 揵
unicodeの文字セットに入つてゐますから本來、問題はない筈です。單に、Mac版のInternet Explorerの實裝が、この邊りの事には弱いと云ふだけです。
Windowsユーザが何も考えずに(自分も同じ間違いをしたわけですが)「手へんに建」の字を書いてしまうと、十六進でFAC9
というコードを書くことになり、このコードの部分はWinとMacで割り当てがことなるために文字化けしてしまうわけで、全く問題がないとも言えないと思います。難しい漢字を書くときは、その字がJIS第一・第二水準にあるかどうか気をつけないと(→特に自分)。
ちなみにShift_JISにJIS第三・第四水準漢字を追加したShift_JISX0213では、FAC9
は醶({酉僉})を表すようです。Kandataフォントで表示して確認しました。(Shift_JISX0213はIANAの文字コード名には含まれていないからもとよりウェブページの文字コードには使えないですが……)
そうそう、その
文字コードについてはさほど詳しくないので上の文には言葉の使い方等の間違いがあるかもしれません。JIS X 0213の代表的な符号化方式も参考にしました。
ねこめしにっきの9月29日分によれば、MacOSX10.1のIE5.1.2では手へんに建の字も表示されるようで、あのMacOSXの綺麗なフォントにUnicode実装が加われば鬼に金棒でいいなあ、とうらやむWinユーザな自分であります。
部屋の何處かにあるものを探す時、檢索できればなあと思ひますよね。
紙に書いてある文章を読んでるときに、マウスカーソルでぐいっと選択してコピー&ペーストしたくなることがあります。
(2001年9月30日)