2002年12月分。
「ここ」「こちら」「click here」といったリンクの語句はよくない、ということが説明されている文章を、唐突ながら探してみたくなったのです。「何を今更」と思われる方もいるかとは思いますが、そこを敢えて。
リンクのアンカーとなるテキストは、そのまま読んでも意味が通るように」
『リンクする』とはリソースとリソースの関係を明示すること」
今後も探し続けてみたいところ。
(2002年12月12日)
別文書に独立させました。→「ここ」というリンクについてのリンク集
(2002年3月8日)
当サイト始まって以来の大失態が発覚しました。
実は、長い英単語の中で、"Supercalifragilisticexpialidocious"という単語を、こともあろうに"Supercalifragilisticexpiaridocious"と誤記していたのです! 嗚呼。
発表時(1999年11月)からずっとそのままなので、3年間もの長きに渡り誤記を放置していたわけで、恥ずかしさもさることながら、読んで頂けた方、またネタ元としてリンクを張って頂いた多くのページ作者の方々に対しては大変申し訳ない限りです。すみませんすみませんすみません。
(2002年12月14日)
突貫工事で、たいへん安易な期間限定色を適用してみました(CSSが利用できる環境)。改めて見てみると何だか懐かしくもあり。そういえば最初期の当サイトはこのような緑地白字だったのでした。バナーが緑地白字なのはその名残であるのです。
短い謎文の12月20日分の、
前略、短い謎文の文章は全文引用されても問題ありません。草々。
を読んで、実はひそかに保存していたCSS關係者に37の質問のヴァンガルさんの回答を(念のため許可を得て)当サイト内に掲載しました。かねてからこの回答を回答者リンクに補いたいとは思っていたのですが、なかなか言い出す機会がなかったのです。快諾してくれたヴァンガルさんに感謝。
(2002年12月24日)
期間限定色は終了。
当サイトのCSSでは、左右に1pxの黒枠線をひいているのですが、長いページをMozillaで表示してみると、この線が消えてしまうという問題が以前からありました。うちのPCで見たら消えていても別のPCから見ると表示されている、ということもあり、ブラウザのバグではなさそうで、とんと原因が分からず悩みどころだったのです。が、期間限定色のため枠線を4pxの太さにしていたところ、長いページでもちゃんと表示されていたので、「もしや太くすれば大丈夫なのか」と思い至り、border-widthを1.2pxで指定したところ、どうやら長いページでも枠線が消えずに表示されるようになりました。
それにしても原因は分からないままですが。
Life with a Roseの引用スタイル(参照: 兎、この可愛らしきもの。など)はよいなあ、と感銘を受けまして、当サイトでもblockquote部分に背景画像を入れてみました。
「用」の書き順が違うよ!という突っ込みは無しの方向でひとつ。
(2002年12月26日)
豚の戰爭12月25日より、おかし日記の用字について:
satoshii さんからメールをいただきました。
おかし日記と言えば「壱應」はアリなんでしょうか?(ってなんで猪川さんに訊いてるんだろ笑)
かういふのに大字をつかふのは妙な気はしますが、あと私は「一往」つて書きますけど、「アリ」なんぢやないでせうか。
大字(「一」に対する「壱(壹)」など)は、本来別の意味を持つ字なので、数字として用いられる漢数字について大字に置き換えるのはありとしても、数そのものの意味とはやや離れた使われ方をしている、熟語の中の漢数字について置き換えるのは違和感がありました。
たとえるなら、「一兆円」を「1兆円」と書き換えるのはありとしても、「一応」「一般」を「1応」「1般」と書くのはどうか、というところのような。ただし、漢和辞典をひいてみると「壱意」「壱切」「統壱」などは熟語として記載されているものもあり、それらは当然ありだとも思われ、判断は難しいところです。
異字体との置き換えであれば、「一」に対しては古字である「弌」を使うのもよいかも。
おかし日記での用字については、他に「本」を「夲」に置き換えているのが気になっていました。「夲」は、確かに「本」の俗字でもあるのですが、音をトウといい「すすむ」という意味を持つ全く別の字としての側面もあります。引用などのために用いるならともかく、新しく書く文章に使う字としては、個人的には俗な用方よりは字が独自に持つ意味の方を優先したい気がします。
などと突っ込み気味になっていますが、かく言う自分もおかし日記を拝見して「こういう異字体もあったのか」と知った字は多くあり、日々大変興味深く読んでいるのです。そういえば11月8日には長い訓読みを持つ字について触れて頂き、大変参考にしていたにも関わらず今まで何の返事も出さず失礼しました。どのくらい有難かったかといえば、それはもう日記で取り上げていた「説文解字 篆書字典」を即座にbk1で注文したくらいの勢いでありました。当然既に手に入れており、大漢和辭典での長訓読みとの比較をしてみたいと思いつつなかなか時間が取れず棚上げになっている昨今です。
(2002年12月27日)
2002年を振り返ってみます。やや穴埋め感が無きにしも非ずですが。というか年を越してから書き出すのはどうか。>自分
1月。漢字の読みとabbr要素について議論。某方面バナーを何となく作製。「はかる」の漢字についての話。「100の質問」のマークアップに関する議論リンク集作製。
2月。サーバ移転。18日に闇黒日記デー。70000ヒット記念で篆書バナー作成受付開始。
3月。ISO-HTMLについて考える。シコウ回路復活。またサーバ移転。unicode外字領域の文字参照について。
4月。篆書バナー作製終了(時間かかり過ぎ)。Mozillaのルビサポートについて英語メールを貰ったり。
5月。XHTML Media Typesについて考えたりなど。
6月。難しい漢字の読みについて。JavaScriptを使い始める。
7月。「ネタ元
」について。ソースコードのマークアップに関する議論リンク集作製。ウンウンオクチウムは捏造だった。QBOOKSスタッフ脱退。短編始動。
8月。XHTML 2.0 WDを読む。N-BBSをXHTML化。
9月。メールアドレスを変更したりなど。
10月。CSSのファイルサイズに言及してみたり。
11月。休眠期間。bookmarkletを作ってみたりなど。
12月。「ここ」というリンクについて。Supercalifragilisticexpialidociousのスペル間違い。大字について。
……など他にも色々。皆様お世話になりました。
(2003年1月1日)